慎(SIN。

虚構シリーズなどを掲載

真人間(主人公)

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電線の上を歩く慎は、「黒い愛人」を食っている。

そんで、両手を目に当てて、望遠鏡みたいにしながら、

星空を眺めていた。

慎は、人間ではない。かといって、人外でもない。

「何とも言えない存在」。それが、慎。

慎は、幼い頃から、自分に何かを感じて居た。

誰とも違う感じ。だから、彼は他人と一緒にいられない。

誰も、彼と違うのだ。

人間でも、突然変異でも、改造人間でも、ロボットでも、宇宙人でもない。

ただ、自らを「真人間」と称する、何か。この世の何とも違うもの。

いや、慎はその「真人間」というそれをこうとも言う、「主人公」。

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