慎(SIN。

虚構シリーズなどを掲載

かんざき荘へ、ただいま。

着いた。すると、慎は悠の方を見る。

慎:あのさ。

悠「はい?」

慎:君、お婆ちゃんと暮らしてるんだっけ?

悠「はい。祖母と二人暮らしです。」

慎:他は?

悠「・・・いません。」

慎:死んだの?

悠「・・・。」

慎:そうか。ねえ、君の家に行ってもいいかい。

悠「でも、神崎さんが」

慎:大丈夫。殴られるのは俺だけ。

悠「殴られるんですか?」

慎:うん。でも気持ち良いよ。

悠「殴られるのに・・・気持ち良いんですか?」

慎:うん。良い人だから。

悠「そうですね。確かに。

真っ先に私と祖母を此処に受け入れてくれたんです。」

慎:俺は拾われた。

悠「ひ、拾われた・・・?」

慎:うん。野良犬みたいなもんさ。

(今時、野良犬なんて見ないなの。)

悠「ご苦労なされてるんですね・・・

何だか、掘り下げてしまったみたいで、すみません」

慎:君、堅すぎだぜ。態度。ぎこちないよ。ずっと。

悠「ごめんなさい」

慎:いや、悪くはない。可愛らしいんじゃないか。敬語キャラ。

悠「///」

(私も言われたいお///)

慎:で、入れてくれる?

悠「いいですよ」

ーーーー慎は、久遠家に入った。