悠への頼み

慎は引きこもっていた。

だが、毎日悠が魔子と帰宅後、慎の部屋にやってきていた。

魔子は、気を遣い、しゃしゃってこない。

悠「た、頼みですか?」

慎:うん。エッチな事させて欲しいんだ、毎日。

悠「・・・///」

慎:俺とエッチしなきゃ、じゃないと、やらないって。

悠「わ、分かりました。

私、一応ガールフレンドです・・・もんね。はい。」

慎:うん。ごめんね。

悠「いいんです。だって、私、自分からは言い出せないから。

ごめんなさい、貴方にばかり・・・本当に困っているのは貴方なのに。」

慎:うん。

悠「それくらい、私から・・・じゃ、じゃあ・・・」

と言い、慎に近づく。更に。

頬を染めながらも、慎の顔に唇を近づけて行く。

悠「あ・・・」

どきどきどきどき。

悠「ちゅっ」

悠の唇が、慎に触れる。

慎:・・・ん。

そして、離す。

悠「はぁ・・・はぁ・・・ご、ごめんなさい・・・今はこれくらいしか・・・」

冬だが、凄い暑そうにしていた。余程、慎が好きなようだ。

慎:可愛いから許すってさ。

悠「で、でも、私は慎君にキスをしたのであって

その、リリスっていう子の為じゃない・・・

慎君にしかキスしません。相手が女の子でも無理です。

それだけは理解して。慎君をあまり苦しめないで。」

慎:分かったって。

悠「・・・ふぅ。そ、それで・・・どうでした?」

慎:良かったよ。温かかった。

慎は、涙を流しながら言う。

すると、悠が涙を指で拭いた。

悠「大丈夫。私が救い出してみせます。

この世にも素敵な事がある。貴方の考えが絶対じゃありません。

けど、絶対になる必要はありません。

最低限、クリアしておけばいいんです。

完全があっても完全は、後でついてきますから。」

慎:厳しいかも。

悠「だからこそ、私が居ます。」

そして、慎の顔を撫でる。

悠「もう一人にはさせません。

お願いだから、一人にはならないで下さい。

貴方は寂しがり屋なんですよ?私には分かります・・・」

慎:ああ。

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