慎(SIN。

虚構シリーズなどを掲載

リュウ(ドクター・ドラゴン)

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――――、超越(受け継がれし)。

リュウ「俺はお前を虐げた事を謝る。

そして、お前が俺に復讐した事も許す。

許さない人間なら、他にも居るからな。

だが、俺は許す。プライドにかけてな。

お前にやり返すのは、負の連鎖だ。

俺は、お前を殺す以上に良い事を、お前や世間の反応により悟った。

これからは、表立った行動をしない。

お前よりも引きこもりになるだろう、仕事として。

お前も俺だけでなく、世界を許せば、楽になり、

人生が捗るだろう。俺は学者になる。それこそが、勝利。

真理を認め、真理を探求し続ける。それほど偉大な事はない。

それは、お前がなりたかったものだ。英雄を超えるもの。

生きとし生けるものには、堕落だけでなく、超越するパワーがある。

お前も、今の俺のような状態になって貰いたい。

受け売りの受け売りでも、正しいものは誰のものでもない。」

慎:・・・。

リュウ「もしも、お前がそうなった時は、協力しても良い。

待ちはしないがな。追いついた時はだ。じゃあな。」

慎:・・・。

リュウ「この世は誰もが、

フランケンシュタインの怪物だ。

誰しも被害者であり加害者、どうしようもない事だ。

だからこそ、誰かがどうにかしなきゃな。

俺は、どうにかする側につく。どっちかじゃない。

中立かつ、それを上回るものだ。

それでな。お前以外にも認められない部分がある人間は大勢居る。

お前程じゃないだろうが、

だが、お前は自分以外の可哀想な誰かの為に

皆殺しを行った。お前にもそういう部分はある。慈しみの情。

俺はお前のそういう部分に漬け込んでいた。俺らは。

だが、だかたこそ、殺さず許し、

どうしようもない世界を救うんだ。

どうしようもないは、どうしようも出来る。

どうにもなりようがあるから、俺らが変えないと。

普通の奴らは気付いていない。俺らが気付かせるんだよ。

自分の能力を信じるんだ。

お前は彼らの為、過去の自分の為に、忘れて奮い立つ事が大事だ。

お前はお前が思うよりも強い。俺はお前との戦いでそれを知った。

それを認めたくなかったんだ。

だが、認めた方がプライドの為だった。そう気付いたのさ。

認めて、それを超える。それが大事だった。

俺はバカだった。お前が思う以上に。

今まで、この俺に直に文句を言ってきたのは、お前が初めてだ。

お前はビビリで弱虫なだけだと思っていたが、

お前は猛獣よりも猛々しい。そういう部分もある。

俺は知ってる、少なくともな。」

慎:そうかよ。

リュウ「敵同士だった。昔は仲良かったよな。

だが、何時の間にかこじらせてこうだ。」

慎:お前だけじゃない。俺が引きこもったりしたのはな。

リュウ「ああ。分かってる。」

慎:あらゆるものの組み合わせだ。

リュウ「そうだ。だから、俺らが組み替えよう。

都合の良いようにじゃない、それ以上にな。」

sin