慎(SIN。

虚構シリーズなどを掲載

絶世の美女、厭世の醜男。

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- 慎(シン。-

僕は、久しく、

タカ君と会った。

「最高だったぜ・・・アレ・・・」

「でしょ?」

「でも、返すわ。」

「何で?」

「オレ、彼女できたんだよね・・・

しかも、結婚することになった・・・

ブスだけど、優しいんだ・・・」

「そっか。」

多分、あの世界でなにかあったんだ。

なにかは分からないけど。

でも、良かった。

「ありがとう、旧友。」

「どうも。」

皮肉な事に、イケメンな慎君が

こういう話を書くんだよな。

皆みてぇに安易に、美人設定に甘えない。

そういうとこが、彼のイケメンなとこだ。

(むしろ、面食いである事への罪悪感かな。)

ありえるな、それも。

「じゃあな。」

「うん。」

彼は、去った。

「まるで、鷹のように。」

なんちゃって。

sin