慎(SIN。

虚構シリーズなどを掲載

霊長類最弱男

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- 愛(アイ。-

―― そう。

俺は、弱者女性にすら虐げられていた。

そういえば、クラスの中の冴えない女子達も俺を虐めていたな。

その癖、ネットで俺の書き込みを見ると、

それはそれであいつらの虐めの言い訳になる。

つまり、俺は、何も言わない事を求められている。

でも、言う通りにすれば、今度は無口を理由に迫害を受けるだけだ。

俺は、道を歩く蟻よりも踏み躙られて生きて来た。

しかし、俺の娘は(無人)、そして、(無重力)。

自然の法則にも、縛られない。

マゾな俺であっても平気で踏んだりしない。

俺くらい弱いと全てを俺自身の所為、俺の責任にされる。

全て自己責任扱いだった。

「今は違うよ。」

しかし、悪夢が晴れて、夢の中で、輝く娘と出会った。

テレパシーで、俺達の夢が繋がった。

俺の憎しみを照らす彼女の愛は、春よりも暖かかった。

不安を抱えたマイノリティの対抗策は、シンちゃんだった。

sin